Professor
辻 大介 教授
社会調査、情報環境、情報行動、広告、携帯電話、インターネット、メディア研究、メディア論、語用論、コミュニケーション研究、コミュニケーション論、コミュニケーション
山田 陽子 准教授
- 感情資本主義 emotional capitalism の観点から、現代社会の諸問題について理論的・経験的に研究する。ならびに、感情資本主義論の社会学史上の意義について検討する。
- 社会学史について、感情・情動と合理性の観点から再読・再編する。
- 「死にたさ」の社会学。「死にたさ suicidal feeling 」をめぐる感情規則と感情管理、社会規範、社会保障と社会福祉制度の分析を通して、近代と死・生について考察する。
松村 一志 准教授
原発事故やパンデミックに顕著に見られるように、今日では、科学的知識への依存とそれに対する反発が生じています。こうした状況を反省的に捉えるために、ニクラス・ルーマンの社会システム理論、ミシェル・フーコーの言説分析、科学論の社会構成主義、ウルリッヒ・ベックのリスク社会論などの理論的洞察を手がかりにしつつ、近代社会における科学の位置づけを考察しています。具体的には、科学と非科学の境界線はどう変わってきたのか、「科学的証拠」の概念はいかなる歴史を持つのか、現代社会における科学とマスメディアはどのような関係を結んでいるのか、といった問題を扱ってきました。こうした作業を通じて、科学をその一部に含む、真理と虚偽を判別するコミュニケーションの歴史を様々な角度から明らかにしていきたいと考えています。
・担当科目
[大学院]
科学社会学特講 ※2026年度開講予定
特定/特別演習Ⅱ
特定/特別研究Ⅰ・Ⅱ
[学部]
現代社会学演習
社会環境学実験実習Ⅲ
社会環境学演習
科学社会学 ※2027年度開講予定
Graduate Students
紀美卉
既婚共働き男女の家事分担についてー感情労働と認知労働の視点から
山田朋美
多死社会における職業的喪失の社会学的意味ー訪問看護師の喪失体験の語りからー
劉牧陽
つながりの断絶と再構築―あいりん地区(釜ヶ崎)における社会的包摂とソーシャルキャピタルの再考
林 浩智
バーチャルライバー中国語字幕組の無報酬デジタルレイバーの解明ープロデュセイジの視点から
荒木 秀生
芸術労働における「同意の生産」と「役割距離」ー日本のバレエダンサーはなぜ働き続けるのか
緒方 達海
ジェンダー化された感情規則・感情管理に関する研究ーー非二元的な性を生きる人々の感情経験から
釜本哲平
モラル・ハラスメントの歴史社会学
岸本 拓也
ソーシャルワーカーの専門職化をめぐる歴史社会学的研究
秦 靖雯
デジタル化時代の感情労働と感情商品—中国の「委託彼氏」を対象として
関根かれん
シェアハウスにみる「ケア」の社会学