
女性の労働市場への参加といった社会変化に比べて夫婦内の家事分担の変化が緩やかである現象(パズル)は、「停滞した革命」や「不均等な革命」と呼ばれている。本プロジェクトは、多様なデータを用いた経験的なテストを通じて、このパズルをもたらす因果メカニズムを明らかにすることを目的としている。本プロジェクトでは、フレーミング理論を応用し家事分担の遂行や交渉に関連するジェンダー規範や利害関係の相互作用に焦点を当て、家事分担の変化が遅い理由を説明する統合的なフレームワークを提案する。
プロジェクトメンバー: 尾藤 央延
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担当: 尾藤 央延