宗教意識の国際比較研究

日本人の宗教性は欧米とは異なる独自な宗教性であるという説は根強い。しかしながらそれを計量的に立証した研究は行われていない。私たちは、宗教信念に限定し、いわゆる世界的宗教のそれぞれの宗教伝統(主流宗派)を代表する国で、かつ宗教信念についてWebによる調査が実施可能な国、すなわち、イスラム教についてはトルコ、キリスト教についてはアメリカ(プロテスタントとカトリック)、イタリア(カトリック)、ロシア(ギリシャ正教)、ヒンズー教についてはインド、仏教については日本(大乗)、タイ(上座部)、道教については台湾の8か国の調査を行い、DIF分析の考え方を用いて分析を行っている。

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担当: 川端 亮

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現代社会と社会理論研究室